マットレスを選ぶときには実際に寝てみて感触を試すことが一番確実です。
ただ、大きな寝具であるため、最近ではインターネットで購入される方も多く、マットレスをどのように選べばいいかを悩まれる方もいらっしゃると思います。
とくにマットレスは、ベッドフレームとは異なり寝心地に大きく影響する寝具であるため、失敗のない選び方が重要になります。
今回は、マットレスの種類と寝心地を考慮した選び方のポイントをご紹介します。
マットレスの種類と特徴
マットレスには「コイルマットレス」や「ウレタンマットレス」などがあり、素材によって硬さや寝心地が異なります。
それぞれの特徴を確認して自分に合ったマットレスを選びましょう。
ポケットコイルマットレス
ポケットコイルマットレスは、点で体を支えるため体圧分散性に優れています。
そのため、立った状態に近い寝姿勢を保つことができ、腰や背中への負担が軽減することができます。
また、一つずつのコイルが独立しているので揺れが伝わりにくく、二人で寝ているときでも寝返りなどを気にせず眠ることができます。
- 体圧分散性に優れている
- 立った状態に近い寝姿勢を保つことができる
- 腰や背中への負担が軽減できる
- 揺れが伝わりにくい
- 二人で寝ているときでも寝返りなどを気にせず眠れる
ボンネルコイルマットレス
ボンネルコイルマットレスは、弾力のあるスプリングを連ねたもので、点ではなく面で体を支えるマットレスで、ポケットコイルマットレスに比べると硬めの寝心地になります。
マットレス内部は、鋼線のコイルなので通気性が高く、汗や湿気がたまりにくい特徴があります。
そのため、湿度が高い季節もカビやダニなどの心配が少なく、安心して使うことができます。
ただ、面で体を支える構造のため横揺れが伝わりやすく、二人寝の場合は相手の寝返りが気になることもあります。
- 通気性が高く汗や湿気がたまりにくい
- カビやダニなどの心配が少ない
- 横揺れが伝わりやすく、二人寝の場合は相手の寝返りが気になる
- 体が沈む感触が苦手な人におすすめの硬めの寝心地
高密度スプリングマットレス
高密度スプリングマットレスは、フランスベッドが日本人の体形や寝姿勢に合わせて製造しているマットレスです。
ボンネルコイルよりもさらにスプリングの密度が高く、マットレスが面で体を支えてくれます。
コイル数を増やすことで横揺れが軽減されているので、一緒に寝ている人の寝返りも気にならず、通気性や耐久性にも優れています。
畳の上に布団を敷いているのと同じ感覚で寝られるのが特徴で、硬めのマットレスを探している人におすすめです。
- フランスベッドが日本人の体形や寝姿勢に合わせて製造
- 横揺れが軽減されている
- 寝返りが気にならない
- 通気性、耐久性に優れる
- 畳の上に布団を敷いているのと同じ感覚で寝られる
高反発マットレス
高反発マットレスは、反発力が強いので腰や頭などの体の中でも重量がある部分は強く押し戻す特徴があります。
そのため、自然と体圧が分散され、正しい寝姿勢になることができ、体重が重い人や腰や肩に負担をかけたくない方にはおすすめです。
ただ、低反発マットレスに比べると硬いので寝心地が悪いと感じる方もいます。
- 自然と体圧が分散され正しい寝姿勢になる
- 体重が重い人、腰や肩に負担をかけたくない人におすすめ
- 寝心地が悪いと感じる方もいる
低反発マットレス
低反発マットレスは、反発力が弱いで柔らかく体が沈み込みやすいマットレスです。
柔らかいのでフィット感があり寝心地も良いことが特徴で、体重が軽めの方や横になる時間が長い高齢の方におすすめです。
ただ、柔らかい分、体を動かしにくく寝がえりを打ちにくい特徴もあります。
- 柔らかくフィット感がある
- 寝心地が良い
- 寝返りを打ちにくい
- 耐久性は高反発マットレスよりも劣る
マットレスの硬さ選びは体重を基準にする
前述したようにマットレスにも種類があり、硬さは異なります。
寝心地で選ぶことはもちろん重要ですが、体に負担をかけないための選び方として「体重を基準にする方法」もあります。
柔らかめのマットレスがおすすめな方は?
柔らかめのマットレスは、体が沈み込んでしまうため起床時に腰や肩などに不快感が出てしまうことがあります。
そのため、小柄な女性や体重が軽い男性には柔らかめのマットレスがおすすめです。
体重の目安は70kg以下の方です。
- 小柄な女性
- 体重が軽い男性
- 体重の目安は70kg以下
平均的な硬さのマットレスがおすすめの方は?
ポケットコイルやボンネルコイルが平均的な硬さのマットレスになります。
ある程度の硬さがあるので、ソフトタイプでは腰が沈み過ぎて辛いという人におすすめで、体のカーブを自然に保ってくれるので寝返りもうちやすく、起きたときの腰の痛みなどを感じにくくなります。
体重の目安は80kg以下の方です。
- ソフトタイプでは腰が沈み過ぎて辛い方
- 体重の目安は80kg以下
硬めのマットレスがおすすめの方は?
硬めのマットレスは、体が大きく体重の重い方や畳に布団を敷いて寝るのが好きな方におすすめです。
体が大きく体重の重い方が柔らかいマットレスで寝ると、腰にかなりの負担がかかるで、面で体を支える硬めのマットレスが適しています。
体重の目安は80kg以上の方です。
- 体が大きく体重の重い方
- 畳に布団を敷いて寝るのが好きな方
- 体重の目安は80kg以上
ベッドの購入はインターネットが便利!!
以前は、ベッドを購入するにあたり、家具屋さんにベッドを見に行き、家に運んでもらうというながれが主流でしたが、現在はインターネットの通販サイトで購入し届けてもらうことが多くなりました。
実際、家具屋さんで見ることのできる商品数と、通販サイトで見ることのできる商品数の違いは歴然です。
なかなか買い替えることのないベッドだからこそ、多くの商品の中からお気に入りのベッドを探したいものです。
ベッド通販には多くの通販サイトがありますが、サイトが見やすく商品が選びやすいことでおすすめなのは「ネルコンシェルジュ neruco」と「ベッドスタイル BED STTLE」です。
それぞれのサイトを確認して、ぜひお気に入りのベッドを見つけられてください。
マットレスの種類と寝心地を考慮した選び方のポイントは?|まとめ
今回は、マットレスの種類と寝心地を考慮した選び方のポイントを紹介しました。
マットレスは、ベッドフレームとは異なり寝心地に大きく影響する寝具であるため、失敗のない選び方が重要です。
今回、まとめた記事を参考にしてご自身に合ったマットレスを探して頂ければと思います。