ヒトの睡眠時間は平均6~8時間とされおり、その分、ベッドなどの寝具は他の家具と違ってかなり使用時間が長くなります。
そのため、ベッドを選ぶときにはデザイン性だけではなく、長く使えるように丈夫さにも注意を払う必要があります。
ただ、実際ベッドやマットレスを使っていると、どのタイミングで買い換えればよいのか分かりづらいものです。
そこで、今回はベッドやマットレスの寿命と買い換え時期を判断するポイントを解説していこうと思います。
ベッドフレーム&マットレスの寿命は?
一般的にベッドフレームの寿命は約10~15年、マットレスの寿命は約5~10年とされています。
ただ、それぞれいろいろな素材を用いた商品が存在しているので、使われている素材によっても寿命は異なりますし、ただ眠るだけにベッドを使っているのか、ベッドの上で暴れたりしていないかなどの使い方によっても寿命は変化します。
ベッドフレーム | マットレス |
---|---|
寿命:約10~15年 | 寿命:約5~10年 |
寿命は素材や使い方によって変化します。
ベッドフレームの寿命は?
ベッドフレームの寿命は約10~15年とされていますが、その素材や使う人、使い方によって変わります。
ベッドフレームのさまざまな素材の中で、寿命が長い素材は「木製」のベッドフレームだと言われています。
それとは逆に、「スチール製」のベッドフレームなどは比較的寿命が短いと言われています。
また、折りたたみ式や電動ベッドなど特殊なベッドフレームは、可動部が多いのでシンプルな構造のベッドフレームよりも寿命が短く、故障や不具合によって使えなくなってしまうケースもあります。
ベッドフレームの素材・種類 | 寿命 |
---|---|
木製のベッドフレーム | 比較的長い |
スチール製のベッドフレーム | 比較的短い |
折りたたみ式・電動ベッド | 故障によって使えなくなることもある |
ベッドフレームを使っている人によって寿命は違う
ベッドフレームの寿命は使う人によっても異なります。
例えば、子どもが使う場合、ベッドの上で暴れたりするのであれば、ベッドフレームの寿命はどんどん縮まっていきます。
また、体重45kgの女性が使う場合と、体重80kgの男性が使う場合でも寿命は違ってきます。
ベッドフレームの寿命は、使っている人や環境によっても変化します。
マットレスの寿命は?
マットレスの寿命は約5~10年とされていますが、ベッドフレームと同様、その素材や使う人、使い方によって変わります。
マットレスで寿命を短くする要因となるのは、カビやへたりです。
ヒトは寝ているときに汗をかくので、マットレスは定期的に乾燥させないとカビが生えやすくなってしまいます。
敷き布団と異なり、マットレスはどうしても定期的なお手入れが疎かになってしまいがちなので、長持ちさせるためにはしっかりお手入れをするようにしましょう。
格安のマットレスになると、約2~3年程度しかもたないものもあります。
ベッドフレーム&マットレスの買い換え時期の見分け方は?
前述したように、ベッドフレームもマットレスも使う人や使う環境によって寿命に違いが出てきます。
そのため、ベッドフレームの寿命約10~15年、マットレスの寿命約5~10年という期間に当てはめるだけで買い換え時期を決定してはいけません。
そこで、そえぞれの買い換え時期の見分け方の目安をまとめてみました。
ベッドフレームの買い換え時期の目安は?
ベッドフレームで一番多い不具合は「劣化によるフレームの軋み」です。
軋みがひどくなると、寝返りをうつだけで不快な音が鳴ったりします。
ネジが緩んでいることが原因なら、締めなおすことである程度改善しますが、フレームがゆがんでいる場合にはすぐに軋みが出てしまいます。
また、床板が割れてしまうこともあるので定期的に確認するようにしましょう。
木製のベッドフレームで多いのはカビが生えてしまうことです。
ベッドフレームにカビが生えると、マットレスにもカビが生える原因になり、体にも悪影響です。
- 軋みがあり不快な音がする
- フレームがゆがんでいる
- 床板が割れてしまう
- カビが生えている
マットレスの買い換え時期の目安は?
マットレスは、使うほどスプリングやクッション材がへたってくるため、寝心地が悪くなってきます。
ヒトの体は、部位によって重さが異なるので、マットレスがへたってしまうと疲れが取れにくく、腰痛なども引き起こしてしまう可能性があります。
また、マットレスは汗や湿気を吸収してしまうので、カビや臭いがするようになります。
それを防ぐためには定期的に通気性を高め、マットレスのお手入れをすることが大切ですが、敷き布団などに異なり重量や大きさがあるのでどうしてもお手入れが疎かになってしまいがちです。
- スプリングやクッション材がへたっている
- 寝心地が悪くなった
- 寝ると腰痛などになる
- カビが生えている
- カビ臭い
ベッドフレーム&マットレスの買い換えをするときのポイント
ベッドフレームやマットレスの買い換えをするときには、長く使うことを目的とする以上に、どの程度の期間使用するかを考えて選びましょう。
つまり、使う人や使う環境によってベッドフレームやマットレスの寿命が変化するので、ただ長く使おうとするのではなく、一定期間で買い換える予測を立てて買い換えをするということです。
子育てが終わった夫婦などにおいては、多少金額が高くても寝心地を重視したベッドフレームやマットレスを選ぶことが重要です。
睡眠の質を高めることができるような、ご自身に合わせたベッド選びをしましょう。
子どもが使うベッドフレームやマットレスは、ベッドの上で多少暴れることも想定して選ぶ必要があります。
また、成長して体も大きくなるので、長い期間使うことを想定せず、多少安いもので構わないので使い勝手のよいものを選ぶことがおすすめです。
ベッド・マットレスの購入はインターネットが便利!!
以前は、ベッドを購入するにあたり、家具屋さんにベッドを見に行き、家に運んでもらうというながれが主流でしたが、現在はインターネットの通販サイトで購入し届けてもらうことが多くなりました。
実際、家具屋さんで見ることのできる商品数と、通販サイトで見ることのできる商品数の違いは歴然です。
なかなか買い替えることのないベッドだからこそ、多くの商品の中からお気に入りのベッドを探したいものです。
ベッド通販には多くの通販サイトがありますが、サイトが見やすく商品が選びやすいことでおすすめなのは「ネルコンシェルジュ neruco」と「ベッドスタイル BED STTLE」です。
それぞれのサイトを確認して、ぜひお気に入りのベッドを見つけられてください。
ベッドフレーム&マットレスの寿命はどのくらい?買い換え時期を判断するポイントを伝授します|まとめ
今回は、ベッドフレームやマットレスの寿命と買い換え時期を判断するポイントを解説しました。
ベッドフレームやマットレスの寿命を重視するだけではなく、使う人や使う環境も考えながら選ぶことが大切です。
今回、まとめた記事を参考にご自身に会ったベッドフレームとマットレス選びをして頂ければと思います。