ベッドからの乳幼児の転落事故の多くは、50㎝以上の高さのベッドによって起きています。
そのため、乳幼児のいるご家庭でベッドを使われる際には「ローベッド」「フロアベッド」のような高さのないベッドがおすすめです。
今回は、「ローベッド」「フロアベッド」の特徴をまとめていきますので、ベッド選びをする上で参考にしていただければと思います。
「ローベッド」「フロアベッド」の特徴とは?
「ローベッド」と「フロアベッド」は床からの高さをおさえた低めのベッドのことで、通販サイトでは「ベッドの脚があるものがローベッド」で、「ベッドの脚がないものがフロアベッド」というふうに分類されています。
ローベッドの特徴とメリット・デメリット
ローベッドは、ベッドの床板が低いもので、脚がついているタイプのベッドのことを言います。
床板が低いのが特徴で、マットレスを置いてもベッドの高さが膝下ぐらいの高さになります。(上の画像のもので床板の高さ11cm)
ローベッドのメリット部分は?
ローベッドの最大のメリット部分は、ベッドの高さがないので「開放感がある」ということです。
ベッドは大きな家具なので、高さがあるとその圧迫感によって部屋が狭く見えてしまいます。
ですが、ローベッドでは高さがないので部屋を広く見せることができます。
また、ローベッドはベッドの下に隙間があるので、マットレスに湿気が溜まることを防ぐこともできます。
小さいお子様がいるご家庭では、お子様のベッドからの転落リスクがありますが、高さがないので転落リスクを減らすことができます。
- ベッドを置いても部屋に解放感をつくれる
- ベッドを置いても部屋を広く見せることができる
- マットレスに湿気が溜まることを防ぐ
- 小さい子供の転落リスクを減らすことができる
解放感があり、湿気対策もでき、転落リスクも減らせるというたくさんのメリットがあります。
ローベッドのデメリット部分は?
通常のベッドの高さだと、ベッドから楽に立ち上がることができますが、ローベッドだと高さがないため立ち上がりが少し大変です。
そのため、膝が悪い方や高齢者にはあまり向きません。
ベッド下の隙間はマットレスの防湿効果に役立ちますが、同時にホコリも溜まってしまいます。
ローベッドでは床板が低いので掃除がしづらいのが難点です。
- 膝が悪い方や高齢者は立ち上がりが困難
- ベッド下の隙間の掃除がしづらい
ローベッドは乳幼児のいる家庭向きであり、高齢者向きではなさそうです。
フロアベッドの特徴とメリット・デメリット
フロアベッドは、ベッドの脚がなく、床とベッドの隙間のないすっきりした印象を持つベッドです。
床板の高さはローベッドと同じなので、マットレスを置いても膝下ぐらいの高さしかありません。(上の画像のもので床板までの高さは12cm)
フロアベッドのメリット部分は?
フロアベッドの最大のメリット部分も、ベッドの高さがないので「開放感がある」ということです。
高さがない分、ローベッドと同じように部屋に圧迫感を与えることなく、部屋を広く見せることができます。
また、フロアベッドではベッドの脚がないので床とベッドに一体感があり、部屋自体がすっきりした印象になります。
ベッド下がないのでホコリが溜まることもなくお掃除も楽ちんです。
小さいお子様がいるご家庭では、お子様のベッドからの転落リスクがありますが、高さがないので転落リスクを減らすことができます。
- ベッドを置いても部屋に解放感をつくれる
- ベッドを置いても部屋を広く見せることができる
- ベッド下がないので掃除が楽ちん
- 小さい子供の転落リスクを減らすことができる
解放感があり、掃除も楽ちんで、転落リスクも減らせるというたくさんのメリットがあります。
フロアベッドのデメリット部分は?
通常のベッドの高さだと、ベッドから楽に立ち上がることができますが、フロアベッドだと高さがないため立ち上がりが少し大変です。
そのため、膝が悪い方や高齢者にはあまり向きません。
また、ベッド下への通気がなく湿気が溜まりやすいので、定期的にマットレスの防カビ対策が必要になります。
- 膝が悪い方や高齢者は立ち上がりが困難
- 定期的にマットレスの防カビ対策が必要
フロアベッドは乳幼児のいる家庭向きであり、高齢者向きではなさそうです。
ベッドの購入はインターネットが便利!!
以前は、ベッドを購入するにあたり、家具屋さんにベッドを見に行き、家に運んでもらうというながれが主流でしたが、現在はインターネットの通販サイトで購入し届けてもらうことが多くなりました。
実際、家具屋さんで見ることのできる商品数と、通販サイトで見ることのできる商品数の違いは歴然です。
なかなか買い替えることのないベッドだからこそ、多くの商品の中からお気に入りのベッドを探したいものです。
ベッド通販には多くの通販サイトがありますが、サイトが見やすく商品が選びやすいことでおすすめなのは「ネルコンシェルジュ neruco」と「ベッドスタイル BED STTLE」です。
それぞれのサイトを確認して、ぜひお気に入りのベッドを見つけられてください。
乳幼児の転落防止には「ローベッド」「フロアベッド」がおすすめ!!2つのベッドの特徴を解説します|まとめ
今回は、「ローベッド」「フロアベッド」の特徴について、メリット・デメリットも合わせて解説しました。
これからベッド選びをされる方、「ローベッド」「フロアベッド」の購入を迷われている方の参考になればと思います。
ご自身のお部屋や生活に合わせたベッド選びを検討されてみてください。