ブラジャーをはずしたくない!!健康診断で受ける胸部X線撮影の対策とは?

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健康診断を受けるときには、採血や血圧、心電図などいろいろな項目について検査をしていきます。

その中で、女性が受けるときに気にされる方が多いのが「胸部X線撮影」です。

その理由はブラジャーをはずさないといけないから…。

撮影を行う診療放射線技師さんは男性の方が多いですし、検査といえどもなかなか抵抗があります。

できればはずしたくないけど、はずさないといけない…、難しい問題です。

今回は、そんな胸部X線撮影についてブラジャーをはずさないための対策を考えてみました。

目次

胸部X線撮影はどんな検査?

健康診断で行う胸部X線撮影は、胸部にある臓器(主に肺・心臓・大動脈など)を撮影することで、呼吸器と循環器に異常がないかを調べる検査になります。

胸部全体にX線を照射して平面撮影して、肺に異常な影がないか、心臓の形に異常がないかなどを調べます。

胸部X線撮影の撮影方法は?

胸部X線撮影の撮影方法はどの医療機関でも同じです。

  1. 必要な更衣を行います
  2. X線管側に背を向けて立ち、パネルに胸をつけます
  3. 腕全体をできるだけ前に突き出します。
  4. 息を吸った状態で呼吸を止めて撮影します

撮影を行う診療放射線技師が案内するのでその通りに行えばすぐに撮影は終わります。

胸部X線撮影で必要な更衣とは?

胸部X線撮影を行うときには、撮影する胸部付近にある金属類、プラスチック、厚めのプリント生地、刺繍などはすべて外さないといけません。

これらを外さないと撮影した画像に写り込んでしまい、それが「怪しい陰影」として診断されてしまうことがあります。

障害陰影になりえるもの
  • 金属類(ネックレス、ブラジャーなど)
  • プラスチック(ボタンなど)
  • 厚めのプリント生地、刺繍
良い画像
ブラジャーあり
ネックレスあり

更衣をせずにこっそりブラジャーやネックレスをつけたまま胸部X線撮影を受けても、画像でばれてしまいます。

胸部X線撮影を受けるときには服装を工夫しよう!!

医療機関で胸部X線撮影をするときには必ず更衣を求められます。

検査着が用意されているとはいえ、女性の中にはできる限り着替えをしたくない人も多いはずです。

そのような方は、服装を工夫した上で受診をするようにしましょう。

胸部X線撮影での服装対策

潔癖症で検査着に着替えることに抵抗がある方は、「無地のTシャツ(何色でもOK)」を着ていくことで、ブラジャーをはずすだけで検査を受けることができます。

ただ、ブラジャーをはずしてTシャツ1枚だと、どうしても胸が透けたり乳首が浮いてしまうなど微妙な状況になってしまう可能性があります。

そのようなときにはスポーツブラを着用していきましょう。

スポーツブラを着用するときには、厚手のパットが入っていないものがおすすめです。

厚手のパットが入っていて写真に写り込んでしまった場合には、スポーツブラも外さないといけなくなるからです。

女性の診療放射線技師がいる医療機関を選んでも良い

現在は、昔に比べ女性の診療放射線技師さんも増えました。

乳がん検診などを専門に行う病院では、男性よりも女性の診療放射線技師さんが多く在籍しています。

胸部レントゲン撮影検査の更衣に対してどうしても抵抗がある場合には、女性の診療放射線技師さんが検査をしている医療機関を探して受診するのが良いと思います。

医療機関のホームページで調べることもできるので確認してみましょう。

健康診断で受ける胸部X線撮影の対策とは?|まとめ

今回は、胸部X線撮影においてブラジャーをはずさないための対策を紹介しました。

胸部X線撮影のときの更衣に対して、気になっている女性の方は参考にしていただければと思います。

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