2023年1月18日に放送された【それって実際どうなの課】で、「湯たんぽを当てるだけで痩せるのか」の検証をしていたのでまとめていきます。
検証してくれたのは、餅田コシヒカリさんです。
湯たんぽで痩せる???まさかと思いますが、専門家の話では脂肪が燃えるのではなく、むくみが取れることで体重が減少するということみたいです。
「湯たんぽ」で痩せるしくみは?
湯たんぽを使って痩せる簡単なダイエットなんてなかなか信じられません。
どのようなしくみで痩せることができるのでしょうか?
湯たんぽを使って痩せるしくみは、冷えやすい筋肉を温めることで全身の血流や代謝が改善され、そのことによってむくみが解消し痩せることができるみたいです。
番組では、湯たんぽに詳しい青山・まだらめクリニック院長 班目建夫先生に話を伺っていましたが、「湯たんぽを使うことによって体重が減ることは確か。がっつり体を温めると1~2日で体重が3~4kg減る。」ということでした。
脂肪が全部燃えて体が軽くなるわけではなくとも、むくみが取れて体が細くなるならやってみる価値がありそうです。
「湯たんぽ」による健康増進に関する本
青山・まだらめクリニック院長 班目建夫先生が書いた「湯たんぽ」による健康増進に関する本です。
「湯たんぽ」を使ったダイエット検証の方法&結果
湯たんぽを使ったダイエットの実験は、3日間湯たんぽで体を温め続けたときの「体重」と「体型」の変化を見るものです。
検証方法
「湯たんぽ」を使ったダイエット検証の方法はこちらです。
- 期間は3日間
- ずっと湯たんぽで体を温め続ける
- 1日約2,500kcal摂取
- 翌日の朝に「体重・ウエスト・上腹・下腹・太もも」を計測する
湯たんぽでの体の温め方
湯たんぽでは体の大きい筋肉を温め、温める筋肉は「おなか・太ももの前面・二の腕・腰からおしり」の4ヶ所です。
湯たんぽは長時間おなじ部位に当ててしまうと、汗をかいてしまい逆に体が冷えてしまったり、低温やけどの恐れもあります。
なので、汗をかく手前で別の部位を温めるよう移動させることがポイントです。
おなかは全身の血液の多くが集まってきているため、体を効率よく温めることができると言われています。
とくに、普段から手足が冷たい方は、内臓を温めることで温かい血液が手足に巡るので、手足を温めるのではなくおなかを温めることが効果的です。
太ももは筋肉量が多く、太い動脈が通っているため、末端の冷えの解消にも効果的と言われています。
おなかと同じように内臓が温まり深部体温が上昇します。
二の腕は普段あまり使われない筋肉なので冷たくなりやすく、温めることで上半身の血行が良くなると言われています。
「おなか・太ももの前面・二の腕・腰からおしり」の4ヶ所を順番に繰り返し温めていきます。
3日間の検証結果
「湯たんぽ」を使ったダイエット検証の結果はこちらです。
初日 | 検証後 | 差 | |
---|---|---|---|
体重 | 105.2kg | 103.8kg | -1.4kg |
ウエスト | 124cm | 107cm | -17cm |
上腹 | 107.5cm | 101.5cm | -6cm |
下腹 | 129.5cm | 128cm | -1.5cm |
太もも | 82cm | 76cm | -6cm |
検証結果を見ると、湯たんぽの効果はかなりあったことが分かります。
3日間ということもあり、体重はそこまで減少していませんが、ウエストは-17cmとかなり減っています。
ただ、この検証結果を聞いた青山・まだらめクリニック院長 班目建夫先生の意見としては、これでは全然効果が少ないとのことでした。
餅田コシヒカリさんぐらいの体重の方ならば、10kg程度体重が減少してもいいみたいです。
検証期間に減少した1.4kgの体重は、おそらく腸管ガスが減ったのではないかということでした。
大きな筋肉を温めたことによって循環する血液が増え、それに伴い内臓の循環血液量も格段に増えたことによって、内蔵機能が良くなったのではないかということでした。
継続することでさらなる体質改善に繋がるとのことでした。
「湯たんぽを当てるだけで痩せる!?」を検証|まとめ
今回は、2023年1月18日に【それって実際どうなの課】で放送された「湯たんぽを当てるだけで痩せるのか」の検証をまとめました。
湯たんぽの効果としては、
- むくみがとれることでのダイエット効果
- 内臓が温まることで冷え性改善
- 冷え性が改善されることによって不眠症改善
- 体を温めてからお風呂に入ることで体の芯まで温まる
など、様々なメリット部分がありそうです。
興味がある方は家でくつろいでいる時間に「湯たんぽ」の使用をされてみてください。