2023年1月7日にテレビ朝日系列「企業満足度調査員」にて紹介された「アイリスオーヤマ サーキュレーター衣類乾燥除湿器」。
番組の判定ではもうちょっとというところでしたが、見た感じそんなに悪いようには思いませんでした。
そこで、番組で紹介されたなかった部分も含めて、もう少し掘り下げようと思ったのですが、なにやら2つのタイプがあるみたいなので、この2タイプを徹底的に比較してみようと思います。
アイリスオーヤマ「サーキュレーター衣類乾燥除湿器」の特徴
アイリスオーヤマの「サーキュレーター衣類乾燥除湿器」の特徴を説明していきます。
「強力乾燥風+除湿」でスピード乾燥
アイリスオーヤマの「サーキュレーター衣類乾燥除湿器」は、サーキュレーターを除湿機に搭載した衣類乾燥機です。
そのため、乾燥風をサーキュレーターの強い風にのせて洗濯物を乾燥しながら除湿を行うことができます。
これによって、5.0Lタイプでは自然乾燥の約1/6の「95分乾燥」、8.0Lタイプでは「72分乾燥」を実現しています。
- 部屋の広さ6畳相当
- 室温20℃、湿度70%(梅雨時)
- 除湿「強」運転、サーキュレーター「強」運転を行った場合(60Hz)
- 衣類の量2kg相当(Tシャツ3枚、Yシャツ2枚、パジャマ1組、下着7枚、靴下2足、タオル3枚)
自然乾燥で乾かさないので、嫌な生乾きのニオイ対策になります。
ワイド送風で広範囲を乾燥
アイリスオーヤマの「サーキュレーター衣類乾燥除湿器」は、首振り機能を備えているので広範囲に乾燥風を送ることができます。
この首振り機能は「50°・70°・90°」の3段階で切り替え可能です。
5.0Lタイプでは「3.4m」、8.0Lタイプでは「3.6m」を実現しています。
広範囲に送風できるので、衣類乾燥だけでなくお部屋の乾燥にも便利です。
夜間も安心な静音設計
アイリスオーヤマの「サーキュレーター衣類乾燥除湿器」は、夜の部屋干しにも安心して使えるように静音設計になっています。
また、「2時間・4時間・8時間」でタイマーをセットすることもできます。
5.0Lタイプでは「29dB」、8.0Lタイプでは「34dB」を実現しています。
- サーキュレーター:弱
- 除湿機:弱
- 60Hz
- 本体前方1mで測定
実際には、もう少し強めの風量で使うので大きな音になりそうですが、それでも静かです。
ランプの色で湿度を把握
アイリスオーヤマの「サーキュレーター衣類乾燥除湿器」は、温度と湿度を測定して、空気中に含まれる水分量の目安をランプの色で知らせてくれます。
このランプでサーキュレーター衣類乾燥除湿器を使う目安を知ることができます。
おまかせ運転モード搭載
5.0タイプ「KIJDC-L50」と8.0タイプ「KIJDC-K80」には、自動運転モードも搭載されています。
部屋の湿度が55%より高い場合は除湿を行い、低い場合は自動的に送風に切り替えることもできます。
これによって、カビの発育範囲に湿度がならないように調節します。
水がこぼれにくいタンク
アイリスオーヤマの「サーキュレーター衣類乾燥除湿器」の水タンクは、蓋の端だけが開く設計になっていて、水がこぼれにくいようになっています。
除湿器で嫌なことは溜まった水を捨てるときに、その水をこぼしてしまうことです。
アイリスオーヤマの「サーキュレーター衣類乾燥除湿器」では、そのようなことがないように工夫がされています。
アイリスオーヤマ「サーキュレーター衣類乾燥除湿器」の製品仕様
アイリスオーヤマの「サーキュレーター衣類乾燥除湿器」の製品仕様を説明していきます。
5.0Lタイプ (IJD-I50) | 8.0Lタイプ (IJDC-K80) | |
---|---|---|
電源電圧 | AC 100V、50/60Hz | AC 100V、50/60Hz |
消費電力 | 590W | 720W |
定格除湿能力 | 5.0L/日 | 8.0L/日 |
除湿可能面積の目安 | 木造 10m²(6畳) プレハブ 16m²(10畳) 鉄筋コンクリート 21m²(13畳) | 木造 17m²(10畳) プレハブ 25m²(15畳) 鉄筋コンクリート 33m²(20畳) |
水タンク容量 | 約2.5L | 約3.5L |
使用温度 | 0~40℃ | 0~40℃ |
コードの長さ | 1.6m | 約2m |
製品寸法 | 幅287mm 奥行234mm 高さ640mm | 幅334mm 奥行285mm 高さ739mm |
製品質量 | 7.8kg | 11.5kg |
金額 | ¥22,770 | ¥27,577 |
「5.0Lタイプ」と「8.0Lタイプ」を比較
アイリスオーヤマの「サーキュレーター衣類乾燥除湿器」の「5.0Lタイプ」と「8.0Lタイプ」を比較していきます。
2つのタイプを比べると、ランプでの湿度の把握やタンクのこぼれにくさなどに大きな違いは見られませんし、ワイド送風もそこまでの差はありません。
ただ、除湿可能面積の目安が木造で「5.0Lタイプ」が6畳と「8.0Lタイプ」が10畳となっており、結構パワーが違うように感じます。
洗濯物が多い家庭や部屋が広いお宅では、「5.0Lタイプ」だと物足りなくなってしまいそうです。
そのため、大家族では必然的に「8.0Lタイプ」を選択する必要があるかと思います。
ただ、問題があるとすれば重量の部分です。
「8.0Lタイプ」は、11.5kgとかなりの重量であり、移動させるのに一苦労しそうです。
金額は5,000円しか差がないため、お金に余裕があり固定の場所で使いこなせるのならば「8.0Lタイプ」の選択になりそうです。
どちらにしろ、2万円台でサーキュレーター機能と除湿機能を持つ機器を購入できるのはお得です。
「アイリスオーヤマ サーキュレーター衣類乾燥除湿器」の5.0Lタイプと8.0Lタイプを徹底比較|まとめ
今回は、「アイリスオーヤマ サーキュレーター衣類乾燥除湿器」の5.0Lタイプと8.0Lタイプを比較しながらまとめました。
金額が5,000円程度しか違わないことから、購入する際にはかなり迷ってしまいそうです。
気に入った方や部屋干し対策に困っている方はぜひ購入を検討してみて下さい。