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アンデシュ先生が教える「記憶力・集中力・ストレス耐性」をアップする方法【世界一受けたい授業】

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イチパパ(@1papa_life)です。2023年1月21日に放送された【世界一受けたい授業】で紹介されたアンデシュ先生が教える「記憶力・集中力・ストレス耐性」をアップする方法についてまとめていきます。

2023年1月21日に放送された【世界一受けたい授業】で紹介されたアンデシュ先生が教える「記憶力・集中力・ストレス耐性」をアップする方法についてまとめていきます。

原始時代から人間は生き延びるために、本能的に新しいもの・未知のものを探しに行きたいという衝動が脳に組み込まれています。

そのため、常に新しい情報をもたらしてくれるスマホに本能的に依存してしまい、体を動かさなくなってきています。

その結果、運動不足によって脳の「記憶力・集中力・ストレス耐性」に大きな悪影響をもたらしています。

実際に、運動不足が脳のどの部位に影響を与えているかなども含めてまとめていきます。

アンデシュ・ハンセン先生の著書
\運動で脳を活性化/

「記憶力・集中力・ストレス耐性」をアップする方法

人は運動不足によって「記憶力の低下・集中力の低下・ストレス耐性の低下」が起きます。

記憶力の低下

「記憶力」は、脳の側頭葉にある「海馬」が重要な役割を担っています。

この記憶力に重要な役割を担う海馬ですがが、カリフォルニア大学の研究では座っている時間が長い人ほど、海馬のある側頭葉が小さいことが分かっています。

そのため、海馬を萎縮させないためには有酸素運動をすることが重要になルということです。

ストレッチと有酸素運動での違いは?

普段、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は行わないが、ストレッチ程度なら行っているという方がいます。

ストレッチでも海馬の萎縮が防げるかという部分が重要ですが、「ストレッチのみのグループ」と「週3回の早歩きのグループ」においての海馬の萎縮度の研究結果があります。

この2つのグループで1年後の海馬の大きさの変化を比較したところ、「ストレッチのみのグループ」では約1.4%海馬が小さくなったのに対し、「週3回の早歩きのグループ」では約2%海馬が大きくなったと報告されています。

これは、有酸素運動によって海馬の血流が増加し、その刺激によって大きくなったことを証明するものです。

集中力の低下

「集中力」には、脳の「前頭前野」が関係しています。

前頭前野は、対人コミュニケーション不足でその発達を大きく妨げられます。

幼少期からデジタルツールを使うことが多くなった現在では、前頭前野が発達しにくくなってしまう可能性があります。

また、最近当たり前のように行われている「動画の倍速視聴」、これはタイムパフォーマンス(時間効率)依存と呼ばれ、倍速視聴することによって「表情・間(ま)」が感じ取りにくくなってしまっているため、コミュニケーション能力が身につかない恐れがあります。

すると、前頭前野が発達しにくくなり集中力が低下、やる気が起きなかったり作業効率が低下してしまうことに繋がるそうです。

前頭前野も運動することで発達するため、運動することで集中力をアップすることができます。

運動後1時間程度は記憶力と集中力がアップするので、なにかするときには先に運動をすると効果的です。

ストレス耐性の低下

「ストレス耐性」に重要な役割を持つのは「前頭葉」です。

ストレスで扁桃体が刺激されると、ストレスホルモンであるコルチゾールが増加するのですが、前頭葉はその反応を妨害するブレーキの働きを持っています。

最新の調査では、10代から70代の6割以上の人がストレスを抱えていると言われています。

日頃からイライラしていたり、突然涙が出てきたりなど、感情のコントロールができなくなっていたり、自律神経の乱れから頭痛、めまい、突発性難聴などを起こす方もいます。

前頭葉も運動で発達する

前頭葉も運動で発達するため、運動をすることでストレス反応へのブレーキを強めることができます。

さらに運動にはもう一つストレスに対する効果があり、運動を習慣化することによってストレス反応に脳が慣れていきます。

それは、運動後に放出されるドーパミンによって、体を動かして心拍数や血圧が上がっても、この症状をストレスではなくいい気分のものなんだと脳が覚えていくことです。

そうすると、普段からストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が下がっていき、ストレスにも強くなると考えられています。

有酸素運動は抗うつ剤と同じ効果がある!?

デューク大学の研究では、うつ病の患者の片方には抗うつ剤を飲ませ、もう片方には週3回の有酸素運動をさせたところ、両方ともうつ病の症状が改善したことから、週3回の有酸素運動には抗うつ剤と同じ効果があると確認されました。

また、ストレス改善にはウォーキングよりも負荷があるランニングの方が効果が高いそうです。

もちろん、ストレスには筋トレなどの無酸素運動も効果的で、筋肉量を増やすことでストレスを無害化する物質を増加することができます。

つまり、筋肉量が増加することでストレスに強くなることができます。

アンデシュ・ハンセン先生の著書
\運動で脳を活性化/

アンデシュ先生が教える「記憶力・集中力・ストレス耐性」をアップする方法|まとめ

2023年1月21日に放送された【世界一受けたい授業】で紹介されたアンデシュ先生が教える「記憶力・集中力・ストレス耐性」をアップする方法についてまとめました。

少しの運動で脳は何歳になっても強化することができ、70歳以上の運動をしている人は脳年齢が平均よりも3歳ほど若いことも研究結果ででています。

また、定期的な運動をしている方は認知症の発症リスクも30%~40%少ないとされています。

体を動かしながら脳を活性化することで「学力・記憶力・集中力・発想力」もアップすることができます。

理想は週に3回、30~40分のランニングです。

それが無理な方はウォーキングをしたり、室内でできる有酸素運動を生活に取り入れていきましょう。

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