眠りの大敵「いびき」を徹底対策!!【きょうの健康】豊かな人生の処方箋

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2023年1月24日に放送されたきょうの健康「眠りの大敵いびきを徹底対策!!」をまとめていきます。

いびきは、本人が気づいていなくても一緒にいる人の睡眠の質を低下させる原因になるものです。

さらに、心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病・高血圧などさまざまな病気の原因になっていることもあります。

今回は、そんな「いびき」を徹底的に対策する方法を紹介していきます。

目次

眠りの大敵「いびき」を徹底対策

世の中には「いびき」を気にしている方は多くいます

その理由は、いびきによって一緒に眠る家族が眠れなくなったり、旅行に一緒に行った友人から指摘されたりするなど多くあります。

また、自分がいびきをかいていることに気づいていない方も多く、その場合には家族から指摘を受けて気づくこともあります。

いびきは体に不調が出ることも多く、昼間に急に眠くなったり、いくら寝てもすっきりしなかったりと本当にいいことがありません。

これらのことから、自分はいびきをかいているのかを知り、かいているなら原因は何なのかを知ることがとても重要になります。

いびきの原因とは?

そもそもなんで「いびき」をかいてしまうのでしょうか?

いびきをかく人は、寝るときに何らかの原因で、舌の根元や喉の奥が気道に落ち込み気道が狭くなっています。

それによって、呼吸によって空気が気道を通るときに粘膜が震え、「ガー」「ゴー」と音が鳴ってしまいます。

気道が狭くなる原因
  1. 口呼吸
  2. 花粉症やアレルギー性鼻炎
  3. 飲酒
  4. 疲れ
  5. 閉塞性睡眠時無呼吸症候群

① 「口呼吸」によるいびき

寝ているときに口で呼吸をしていると、舌の根元が落ち込み、気道が狭くなりやすくなります。

その状態で呼吸をすると、狭い気道を大量の空気が通ることになり、「いびき」をかきやすくなってしまいます。

朝起きたときに「口が乾いている場合」、口呼吸によるいびきの可能性があります。

② 「花粉症・アレルギー性鼻炎」によるいびき

花粉症やアレルギー性鼻炎があると、炎症によって鼻の粘膜が腫れ、気道が狭くなってしまいます。

それによって口呼吸になってしまい、「いびき」をかきやすくなってしまいます。

また、アレルギー性鼻炎では、鼻腔内に鼻茸(はなたけ)と呼ばれるポリープができてしまうことがあります。

鼻茸ができてしまうと、鼻の空気の通り道がふさがってしまい「いびき」をかく原因になってしまいます。

アレルギー性鼻炎のポリープは内視鏡手術で取り除くことができます。

③ 「飲酒」によるいびき

お酒を飲むと、アルコールの影響で筋肉がゆるんでしまい、舌が落ち込みやすくなります。

舌が落ち込んでしまうと気道が狭くなるので、「いびき」をかいてしまいます。

④ 「疲れ」によるいびき

疲れていると、その疲れを早く回復させようと、たくさんの酸素を取り込もうとします。

このことによって、口呼吸になってしまい「いびき」に繋がってしまいます。

さらに、疲れていることによって筋肉が緩んでしまい、気道が狭くなることで「いびき」をかいてしまうこともあります。

⑤ 「閉塞性睡眠時無呼吸症候群」によるいびき

閉塞性睡眠時無呼吸症候群になると、睡眠時、喉の奥や舌の根元が垂れ下がって気道を塞いでしまいます。

そのため、空気の通り道がなくなってしまい、呼吸が止まってしまいます。

呼吸が止まると脳は呼吸が再開するように指令を出すのですが、そのときに無理に空気をふさがった気道に通そうとするので「いびき」になってしまいます。

睡眠時無呼吸症候群になると・・・

睡眠時無呼吸症候群になると熟睡できなくなってしまうので、日中に眠気や疲労感が出てしまうことになります。そのため、集中力・判断力・作業効率が低下してしまいます。

さらに、脳が酸素不足になることで交感神経が活発になってしまい、血管や心臓に大きな負担がかかってしまいます。それによって、高血圧・脳卒中・心臓病のリスクが高まってしまいます。

また、ストレスによってインスリンの働きが低下するため、糖尿病のリスクも高まります。

重症 睡眠時無呼吸症候群のリスク
高血圧健康な人の約3倍のリスク
脳卒中健康な人の約3倍のリスク
糖尿病健康な人の約2倍のリスク

睡眠時無呼吸症候群の方は、50万人以上いると言われています。朝まで続くいびきや日中の強い眠気が疑うサインになります。

肥満を解消して「いびき」も解消

いびきへの対策として、肥満を解消することは最も有効な対策のひとつです。

肥満だと、舌の根元や喉の奥に脂肪がついてしまし、それによって気道が狭くなってしまい、「いびき」や「睡眠時無呼吸症候群」を発症しやすくなってしまいます。

そのため、肥満がある方は体重をコントロールすることで、いびきを抑えることができます。

体重が10%増加すると、中等症以上の睡眠時無呼吸症候群を発症するリスクが6倍になると言われています。

肥満が気になる方は「標準体重」を目指す

肥満が進めば進むほど、睡眠時無呼吸症候群のリスクは高まっていきます。

そのため、しっかりとダイエットをし「標準体重」で体重をキープできるようにしておくことが大切です。

標準体重の計算

標準体重の計算方法は以下のようになります。

標準体重=身長(m)×身長(m)×22

例.身長175cmであったときの標準体重

1.75×1.75×22=67.375kg

肥満の方は、肥満を解消し、自律神経を整えるよう生活習慣の改善を心掛けましょう。

「いびき」対策グッズを紹介

「いびき」対策グッズを紹介します。

いびきケア・快眠サポート「Sleeim(スリーム)」

多数メディアで紹介されているいびき対策グッズ。首に取りつけて眠ることで、アプリと連動し睡眠の質を診断。睡眠時のいびき・呼吸レスを検知して、振動刺激で快眠状態に導きます。装着時に目立ちにくいので、新幹線・高速バスでの移動中や仮眠時にも気軽に使うことができます。

いびき対策デバイス「スノアサークル」

耳に装着して寝るだけでいびき対策をすることが可能です。音声検出と骨伝導技術でいびきを分析し、いびきが識別されると音と振動で物理的に働きかけます。それによって、咽喉部の筋肉が収縮し気道が確保されいびきが軽減される仕組みです。

スリープバンテージ プレミアム

ホンマでっかTVでも紹介された抱き枕。頭・首・肩・背中をしっかりサポートし、正しい姿勢で眠れるようにサポート。いびき対策にもなる抱き枕です。

理学療法士推奨「低反発枕 RoyalLife」

理学療法士が推奨した低反発枕。販売から1年半で50,000個突破。首の形に合わせた独特の形状によって、頭・首・肩をしっかりと支えます。

睡眠時用「アゴ固定サポーター」

口の開きを抑えて、鼻呼吸を誘導します。

いびき対策マウスピース「いびきくん」

歯科技工士が開発したマウスピース。上下の奥歯に装着するだけで、睡眠時に口が開くことを防ぎ、鼻呼吸を誘導します。

いびき対策のためのサプリメント「いぶきの実」

眠りの大敵「いびき」を徹底対策|まとめ

今回は、2023年1月24日に放送されたきょうの健康「眠りの大敵いびきを徹底対策!!」をまとめました。

睡眠時無呼吸症候群の疑いがある方は、きちんと病院を受診し、病気のリスクを減らしていきましょう。

病院は「呼吸器内科・耳鼻科・循環器内科・睡眠専門外来」を受診するとよいみたいです。

より良い生活習慣で、いびきをなくしていきましょう。

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