ベッドと布団、どちらを生活に取り入れるかは人それぞれ好みによります。
とくに、これから一人暮らしを始められる方は布団とベッド、どちらにしようか迷われている方もいるかもしれません。
ベッドを選択する方が多い傾向にありますが、どちらを選ぶにしても後悔のないようにしたいものです。
今回は、そのような方向けに布団と比較したベッドのメリット・デメリットについてまとめますので、参考にして頂ければと思います。
布団と比較したベッドのメリット部分は?
布団と比較した場合のベッドのメリット部分をまとめました。
①マットレスの種類によって自分好みの寝心地を選べる
ベッドは自分の好みでマットレスを自由に選ぶことができます。
マットレスには様々な種類があり、その種類によって寝心地は異なるため、ご自身の体型や寝心地の好みに合わせて選ぶことが可能です。
自分に合うマットレスを見つけることが出来れば、快適な眠りを実現することができます。
- ポケットコイルマットレス
- ボンネルコイルマットレス
- 高密度スプリングマットレス
- 高反発マットレス
- 低反発マットレス
②腰や膝への負担を減らせる
ヒトは年齢と共に膝や腰に痛みが出てきます。
そのため、布団だと寝るために座る動きや、起きるときに立ち上がる動きが大変になってきます。
それに比べて、ベッドなら使う人の体格に合わせて高さを選ぶことができます。
高齢になるほど膝や腰の負担を考えた生活様式を考えた方がよいので、ベッドの選択が有効的になります。
もし、親御さんが布団での生活をしている場合には、ベッドでの生活をすすめてもよいかもしれません。
③ハウスダストを避けられる
床から30cm程度の高さまではハウスダストゾーンと呼ばれ、ホコリやアレルギーの原因になる物質が溜まりやすいとされています。
また、部屋に漂うホコリは、人が眠り空気の流れがなくなる深夜に徐々に床にたまっていきます。
そのため、ベッドに比べて、床に近い高さで眠る布団の方が、ハウスダストの影響を受けやすい状態になります。
ハウスダストの点で健康面を考えると、布団よりもベッドの方が優れているといえます。
④ダニやカビ対策がしやすい
ベッドは床と直接接していないので、床面下に空気を通すようにすることでダニやカビの発生を防ぐことができます。
また、ベッドの床板がすのこ状であれば、寝ている間に汗をかいてもマットレスに湿気がたまりにくいので、蒸し暑い季節も快適に眠ることができます。
それに比べて、布団は敷きっぱなしにしてしまうと床との間に湿気がたまり、カビやダニの発生に繋がります。
ヒトは寝ているときに汗をかなりかくため、ダニやカビの対策をしっかりしておくことが大切です。
布団と比較したベッドのデメリット部分は?
①設置スペースの確保が必要
ベッドを設置することによるメリットは多くありますが、そもそもベッドを置くスペースを確保できなければどうすることもできません。
コンパクトに設置できる種類のベッドでも布団に比べると大きいので、部屋が狭い場合には布団を選択せざる得なくなってしまいます。
②落下の危険性がある
ベッドはある程度の高さがあるので、小さいベッドなら寝相が悪ければ落下の危険があります。
とくに、小さなお子様がいる家庭では落下のリスクは高まるため、布団を選択するか、フロアベッドなど高さのないベッドを選択するなどの工夫が必要です。
③買い直しが簡単にできない
ベッドの寝心地が合わない、高さの選択を間違ったなど、購入後に不具合が生じてもベッドの場合にはなかなか買い直しがききません。
それに比べて、布団は失敗しても買い直しをしやすいので、ベッドを購入するときにはしっかり考えて選ぶ必要があります。
布団と比較したベッドのメリット・デメリット|まとめ
健康面や機能面を考慮すると、布団よりもベッドの方がメリットが大きいような気がします。
あとはそれぞれの好みによる部分が大きいので、まずは部屋にベッドが置けるのか?どのようなベッドがあるのか?など、ベッドについて調べてみてもよいと思います。
自分の部屋にはベッドが置けないと思っている人も、選び方次第では邪魔にならないベッドをみつけることができます。
ベッドに興味がある方はいろいろ調べてみましょう。